パニック発作の原因は?~パニック障害について~

こんにちは!21日に日本に到着しました。

25日に開催した「パニック障害スッキリ克服の秘訣セミナー」も好評のうちに終了することができました。引き続き次回の開催も企画していきたいと思っています。

 

さて、前回の記事では、パニック発作は、危険がないにも関わらず、体が防衛モードになって反応している状態である、というお話をしました。

体の反応としてはまったく正常なのですが、危険がないのにアラームが鳴ってしまうのは困ります。

今回は、なぜこの「誤作動」が起こるのか?特に一番最初のパニック発作~パニック障害のきっかけになる発作ですね~はなぜ起こるのか?について書いてみたいと思います。

パニック発作の原因は、ストレス

パニック発作の原因は、「ストレス」です。

え~「ストレス」なんて、誰でも言えるし、わかってるよ~、って、がっかりした方も多いかと思います。

でもちょっと待ってくださいね。ストレスの中身って何でしょうね?

ストレスを感じる状況って、職場の人間関係とか、親子関係とか、夫婦なかとか、仕事がうまくいってないこととか、将来のことが見えないとか、他人の言動とか、大切なものや人を失ったとか・・・

様々な状況があると思うのですが、状況や他者の言動がストレスなのでしょうか?

でも同じ状況であっても、Aさんはストレスに感じて、Bさんはストレスに感じない、ということもありますよね?

人によって感じ方が違うということは、状況そのものがストレスではないということです。

つまり、状況そのものではなく、状況をどう解釈するのかによって、ストレスの度合いが変わる、ということです。

 

ストレスとは、状況をどう解釈しているか

AさんとBさんのストレスの感じ方の違いは解釈の違い、ということまではわかりました。

では、その解釈はどこから来ているのでしょうか?

 

私たちは、潜在意識にある思いや感情を通して、解釈をしている

例えば、Aさんは、「私はのろい」という思いをもっているとします。でも普段は全然気づいていません。

こういう思いを持っている人は職場ではどのように振る舞ったり、反応したりするでしょう??

◎仕事を任されるたびに、いつも納期までに提出できるかどうかが気になって緊張している(納期に遅れると、評価されなくなるかもしれないという解釈)

◎仕事の進み具合を聞いてくる上司に腹がたつし、焦る(「あれ、どうなってる?」の言葉が、「君はのろい」と言われているように聞こえる(解釈)から)

◎一緒にプロジェクトをしている同僚・部下がもっと早く仕事をこなしてくれればいいのにと不満に思う(自分と違うペースで仕事をしている同僚・部下が「のろく」見える(解釈)(自分ののろさを相手に投影している))

◎同僚が定時に帰るのを見て腹がたつ、うらやましい、自分を責める気持ちがわく(「定時に帰れない私はやっぱり駄目なんだ!」あるいは、「きっと同僚は楽をしているに違いない!」の解釈が働く)

このように、潜在意識にある「私はのろい」というフィルターで状況を解釈をし、その解釈が、緊張、不安、焦り、不満、怒り、妬みなどの感情や感覚を生み出します。

さらに、私たちはこのようなマイナスな感情や感覚にどう対処するのか、解消するのか(健康的な方法でね!)を教わりません。

ですから、ネガティブな思いを通して解釈し、生まれるマイナスな感情や思いには、向き合いたくないので、フタをします。抑圧です。

向き合われないマイナスな感情や思いは、抑圧されればされるほど、外の世界に投影という形で映し出されます。

ですので、状況はますます改善しないように見え、緊張は高まり、上司からのプレッシャーがさらに強まったように感じ、早く、早くという思いに振り回され、なのに同僚は定時で帰っていく・・・

Aさん、ストレス満タンですよね。

そしてストレスが溜まりに溜まると、パニック障害の場合は、最初の「パニック発作」という形で現れるのです。

 潜在意識にある思いや感情はどうやって作られる?

では、この潜在意識にある思いや感情はどうやって作られるのでしょう?

それは、過去の記憶(経験(してもらえなかったこと、かなえられなかったこと、トラウマなど))、親や社会などからの刷り込み、社会常識、価値観、信念などです。

引き続き「私はのろい」の例を出していくと、

親からいつも「早くしなさい、あなたはいつものろいんだから」と言われていたのかもしれないですし、

何か「のろいことはよくないことだ」と、がしっと心の深いところに刻みこまれる経験をしたのかもしれないですね。

 

潜在意識の思いや感情が変わらないと人生はつらいまま

潜在意識の思いや感情、そこから生み出される解釈、その解釈がネガティブであればストレスとなり、パニック発作とも関連してくる、ということまではわかりました。

ところで、パニック発作がでたからといって、「チャリーン♪終了!」と、潜在意識にある思いや感情がなくなったり、またそこから生まれる解釈が変わる、というわけではありません。

つまり、この心の深いところにある思いや感情は、発作の原因にもなりますし、その後、パニック障害へと症状が発展する・しないにかかわらず、ずーと人生に影響を与え続けます。

Aさんは、パニック発作の後も、ストレスを感じ、生きづらさを感じ続けるわけです。

反対に言えば、Aさんが潜在意識にある思いや感情を解放すれば、物事、状況への解釈が変わるので、パニック発作を生み出したストレスが解消されるだけでなく、確実に、人生は生きやすくなるということですね。

 

パニック障害の根本的な解消 プラス 生きやすさへのカギは、潜在意識にある思いや感情

それではどうやって、潜在意識にある思いや感情にアプローチしていけばいいのでしょうか?

まずは、ものごとへの解釈を生み出す潜在意識にある思いが何なのかを見つけたり、気づく必要がありますね。ちなみにこれは普段は全く気付いていないことが多いです。

そして、次は、Aさんの例でいうと、「私はのろい」という、信じこんでいる思いを変えていくことです。

その時に大事なのが、「私はのろい」に関する感情や感覚を解放していくことです。

私自身は、これらには、傾聴だけでない潜在意識を深く探るカウンセリングや、EFTやマトリックスリインプリンティングといった感情、感覚に働きかけるセラピーのテクニックが有効だと経験上とっても実感しています。

 

さて、パニック発作や生きづらいと感じていたAさんは、潜在意識の思いや感情を解放していくとどうなるのでしょうか?

「のろい」という定義(意味づけ)から解放され、誰かの基準ではない「自分が心地よいペース」でOKになるでしょうし(自分にパワーが戻ってきますよね。自分にも他者に対してもリラックスした感覚を感じているでしょう)、その時には、人生の場面で感じていたストレス ―つまり、パニック発作の原因― からも解放されています。

このように、私としては、深い部分を見ていくことが、パニック障害の改善にも、人生を生きやすさへと変化させることにも大切だと感じています。

パニック障害を通して、軽やかで安らか、愛にあふれた自分になれたとき、パニック障害の症状や、パニック障害で悩んだ自分、苦しんだ時間にも、優しいまなざしを注ぐことができたり、愛おしさすら感じることができるのではないかと思うのです。

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます~☆

次回は、パニック発作の原因続きで、「トラウマ」について書いてみたいと思います。

 

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