こんにちは!
前回の記事では、何もかもが不安なときは、その中身を整理したり、書き出したりすることで、落ち着きますよ、自分に力が戻ってきますよ、ということを書きました。
それはなぜなら、私たちは気づいていなかったり、きちんと意識されていないものに振り回されるという心のしくみを持っているからでしたね。
さて、今日のテーマなのですが、
症状や状態がある中、あるいはそれらと向き合っていく際に、
不安感を感じる自分にOKをだせない!ということってないでしょうか?
OKをだせない時や、不安感を何とかしたいと思っている時って、
例えば、
①どうやったら良くなるのかが気になって、方法を探し始める
誰かの体験談とか、この方法やこの薬がよかったよ、などなどの情報を読みまくったり、探し始めたり・・・
また、前回の記事でも触れましたが、
②例えばカウンセラーさんや治療家の方の助けがないとだめだと思ってしまったり
③不安を感じる私はだめで、友達や家族からは理解されないとか、置き去りにされるような感じがして、孤独感を感じてしまったり
「なんでそんなに不安なの?大丈夫だよ」なんて言われたりしたら、
きっと、この言葉は「理解されていない」と刺さる言葉として響いてしまうことでしょう
(相手は単に思いやりから言った言葉だったかもしれなくても・・・)
ちなみに、これらの行動や反応が、よい、悪いということを言っているのではなく、
これらの行動や反応を通して、
自分の中で、不安をOKしていない部分があるんだな、
という振り返りができるよ、ということです
さて、話を戻して、
とりあえず例としして①から③を挙げてみましたが、
私たちの心は構造的なつくりを持っているので(ある感情の下には、それを支えているさら別の感情がある)、
これらの行動、反応を引き起こす感情が、心のさらに深いところにあって、それらが刺激されている
ということでもあります。
それらを考えてみると
ここには、
大丈夫と思えない自信のない不安定な感じ、無力感があることがみえてくるでしょう
どこか自分の中に「無力な私がいる」ことになっている
そしてそれが刺激をされている・・・
それは、
何か過去に例えば、「生きる術を知らない無知な子」と思い知るような経験をしたのかもしれないですし、
何かを前に、弱さを味わったり、力を明け渡すような経験をしたのかもしれないです
←ここは、「無力感」をよく感じていく中で(フォーカシングやEFTなどが使えます)、
自然と記憶がでてきたり、自己イメージがでてきたりするのです
さて、もう一度、心のしくみに戻るのですが、
私たちは、否定しているとき(否定するということはその存在を信じている、ということでもあります)、
それを絶対に感じないように頑張ります。例えば、感ぜずにすむものを外に求めにいったりします
なので、
①から③のように
情報を探し回ったり、
助けをすごく求めたり、
誰かに理解してもらわないと困ると思ったり
ということが起こるわけですね
ですが、否定があり続ける間は、これらをずっとやっていないといけなくなります
与えられる時はよいですが
必ずしも与えられない、得られないことも起きるでしょう
それによって、焦りがでたり、さらに不安感を感じたり、孤独感を強めたり
と二次的な苦しみにもなってしまうでしょう
苦しみ倍増です😢
ここまで長く語ってきましたが、
そういう意味で、本当の意味でラクになっていくには、
そもそも①から③といった反応を生み出す無力感への否定を解いていくこと
(具体的には、
「生きる術を知らない無知な子」との対話や受容や、
弱さを味わったり、力を明け渡すような経験の癒し(その時の感情の解放、受容)を行います)
それがひいては、
不安感を受け容れていけることになり(OKを出せるようになり)、
不安感から自由になっていける
ということになるでしょう♪
いつだって、
自分の中にある感情・感覚、思いに
気づいて、
受け容れていくこと
それが
苦しみから自由になっていく道筋になりますね
※無力感のへの否定を緩めるのにセラピー(心理療法)(特に感情や感覚にアプローチするもの:例えばフォーカシングやEFT、マトリックスリインプリンティングなど)が使えますよ♪
今回も最後まで読んでくださりありがとうございます
深呼吸して~ 自分にやさしく♡
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