パニック障害の中で、予期不安とともに、嫌なのが、発作ですよね。
一旦発作を経験すると、発作がまた起きるんじゃないかと思うから、
不安が大きくなったり、場所や状況を回避するようになったり。
ブログでもお伝えしていますが、
発作を繰り返さない、
予期不安を増幅させないことに、
EFTやマトリックス・リインプリンティング(MR)
といったセラピーは有効に働きます。
なぜなら、「発作という経験(記憶)」によって
取り込まれた情報(感情や感覚、思い)を解放し、
経験(記憶)とネガティブな感情の関係を
断ちきってくれるからです。
なので、もはや同じ場所や状況に遭遇しても、
発作のトリガーにはならず、
発作も起きなくなるわけですから、
不安も膨らまなくなる、
というわけです。
ということで、
発作を経験したら、不安が大きくならないうちに、
こうしたエネルギー(感情、感覚、思い)に働きかける
EFTやMRというセラピーを試すことをお勧めしたいです。
☆パニックアタックの経験には、
マトリックス・リインプリンティング(MR)を使用して、
発作に伴うショックや、恐怖や、体で感じた感覚などを解放、
プラス新たなイメージ、感覚(安心感、落ち着きなど)を刷り込む、
とういうことをします。
☆予期不安がある、
ネガティブなシナリオが頭から離れない、
恐怖感を感じる、
などの場合は、EFTを使って、
ネガティブな感情値を下げ、解放していきます。
MRとEFTの組み合わせで、
発作の回数が少なくなる、
EFTとMRを続けるうちに、
不安感の度合いも下がる、
発作もなくなる、
ということにつながっていきます。
一方で、完全に発作がなくならない状態の場合(経過の途中の場合など)、
発作そのものに襲われている間というのは、
恐怖感、体の反応が、急激で、かつ大きいので、
発作の間に、感情、感覚に集中してEFTで解放していく、
ということが難しい場合があります。
クライアントさんからもそのような声をもらうこともあります。
というわけで、次回は、発作が来そうだ、起こりそう、
といった時にどう対処するのか、取り上げたいと思います。
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