こんにちは!心理セラピストの下田屋寛子です。
最近ネットなどで見かける「自粛ポリス」「自粛警察」という言葉
記事を読むと
県外ナンバーがいるとSNSに投稿された、とか
お店開けていると通報された、とか、
子供を外で遊ばせるなと非難された、など
う~む、、かなり激しい警察ぶりだなと驚きますが、
一方で、
自分を振り返ると、自分もいつの間にか
自分へのポリス(私、十分自粛できてる?、仕事に行ってていいの?、子供を外で遊ばせてて大丈夫かしら?、などなど)
他者に対してのポリス(感染者数上がってる!誰だよ!、もっと離れて並んで!、お店開けてて大丈夫?、などなど)にもなっていませんか?
前回の記事の私のマスク事件(?!)のように(≧◇≦)
私たちの心は、
不安や恐れ、無力感に無意識だと、
これらをずーと持ち続けていることはしんどいので
(特にこれらの感情や感覚は、不快だし、重たいし、だから、持っていたくないと思う)
問題のすり替えをします。
これらの感情を刺激してくる相手や状況が悪いんだ!と。
そして、
大きな勘違いなのですが、私が平和でいられるために、
相手や状況が、自分が決めた(それも自分が勝手に決めている!^^)基準どおり、思い通りになっていてもらわないと困る!
とも。
なので、その基準、思い通りに沿っているかどうかの管理、監視体制に入っていきます。
そう、自粛ポリスの出来上がりです✨✨
しかしながら、
不安感、怖れ、無力感は持ち続けたままなので、
管理、監視体制を援護、強化してくれるものが、とても必要にもなります。
それらが、正論だったり、誰かの教えだったり、方針かもしれないし、何らかの指示かもしれないですね(うんにゃ~妄信自粛ポリスだぁぁぁ)
一見がちがちに堅牢なポリスに見えますが、
本当は、砂上の楼閣のようにもろく、あやういポリスでもあります
なぜなら、不安感、怖れ、無力感はあり続けているので。。。。
今これを社会、世界みんなでやっている感じですよね^^
監視し、自分を守り、相手を攻撃し
ネットの記事は、これらがわかりやすくでた形として紹介されているだけで、
自分も含めて、だれしもの心の中で起きていることだろうと思います。
さて、こんな窮屈で、あやうさを秘めた状態、あなたの心は喜んでいるでしょうか?
「防衛のない心に真の平和がある」という言葉(※出典は後述)を私は思い出します。
私たちの心は、守らなければならなくなればなるほど、
相手の真の姿を見誤り、
ゆえに、相手があたかも大きくて力をもった亡霊のように映り、
だからこそさらに武器(正論など)を携えて、守りに入らなければならなくなる
ですが、この言葉にもあるとおり、
真の平和は、防衛を手放したとき
何から防衛しないのか
それは、自分が本当は感じている思いや感情、
から
です
つまりここでは、自分の中にある不安感、怖れ、無力感のことです
あるいはこれに抵抗がある方は、まずは、
「これらの不安感、怖れ、無力感を感じることを嫌だって思っているんだな」、という思いを受け止めることから始めてもよいでしょう
自分の中にある不安感、怖れ、無力感がある、
ということをしっかり受け止めて(認めて)、
そして深呼吸です
この正直さによって、心のよろいを外したときに、
本当はだれも監視しなくともよかったのだな
と、そんな風に気づくことでしょう
そして、自分や相手を監視することに使っていたエネルギーを
真に使いたいことに使うことができるでしょう
たとえば、
さらに不安感、怖れ、無力感に向きあうもよし(*これはトラウマや刷り込まれたビリーフによって生み出されているので、セラピーなどでみていかれるとよいでしょう)
健康によい栄養のある食べ物、レシピについて調べるもよし
子供と楽しめる遊びを考案するもよし
遠慮しながらやっていた何かを心から楽しみたいなと思うもよし
さぁ、あなたは何がしたくなるでしょう?
「新型コロナ」にまつわる状況を変えずに、
この状況の中にあっても犠牲者になることなく
自分の心を唄わせることができますよ♪
※出典:自我のしくみについてわかりやすく書かれている「奇跡の学習コース」のレッスン153にある言葉。
溝口あゆかさんが提唱されている「インテグレイテッド心理学」を学ばれた方は、【防衛、攻撃】のセクションにも掲載されています。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます☆
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