私たちは、闘うことも逃げることもできない時、「フリーズ」して脅威に反応をします
私たちを脅威から守ってくれる防衛反応ではあるのですが、
瞬時にその時に感じた思いや感情を体に閉じ込めます
結果、下記のイラストのような反応を起こします
・集中することが難しくなる
・回避行動をする
・関節などの柔軟性が悪くなる
・意欲、やる気がなくなる
・ひどい疲労感
・恐怖感を感じる
など
一方で、私たちは、心にある思いや感情を通して世界を見るというしくみがあります
そこで、このフリーズ反応を「パニック障害」にあてはめてみると、
◎発作よって閉じ込められた恐怖感や無力感などがあれば、発作が起きた場所や状況が怖くなる、などの予期不安を呈することになるでしょう
◎また、発作を経験したことがなくても、この閉じ込めた思いや感情が一杯になってしまうと、何らかの刺激で、発作を起こすということも考えられるでしょう
例えば、幼少時に継続的な虐待やニグレクトがあって、複雑性トラウマがある場合や、
または自身や世界に対するビリーフを形作る何らかの経験や出来事があれば(それらがネガティブであれば)、
人は怖い、世界は大きい、自分は小さいという世界観で私たちは生きますので(そこには様々な思いや感情もありますよね。同時にそれらの感情や思いが滞ったままであれば)、何かが引き金になって、発作という形で現れてしまう、ということです
いずれにしても、
何かを滞留させるというのは私たちにとって不自然なことです
変化する在り様のものが、「変化している」というのが自然な姿です
それに逆らった瞬間にそれは苦しみとなってしまうでしょう
そういう意味でも
体、心にとどまったものをケアしていく、解消していくということが
不安感の解消や、発作の解消、症状の改善、生きづらさからの解放へとつながっていきますね
また逆に言えば、ここをケアしていけば必ず何かが変わってきますよ
*解消のツールは様々ありますが、上記のとどまってしまった思いー感情ー感覚(体)にアプローチできるものがよいですね♪
ちなみに、私は心のしくみをベースに、フォーカシング、EFT(感情解放のテクニック)、マトリックスリインプリンティングなどのセラピー(心理療法)を使っています。
◎EFT:http://jmet.org/
◎マトリックスリインプリンティング:http://matrixreimprinting.live/
~パニック発作、予期不安から解放されるためのパニック障害セミナー~
~パニック障害、不安症の症状に悩んでいる方、またそのご家族などに~
心のしくみの観点から発作、不安感、恐怖感が起こるしくみを解説しています。
しくみを踏まえると、心、身体(神経系、脳科学)に起きている反応に対して、どのような方法、アプローチをとればいいのかも見えてきます。
根本的な解消に効果のある最新の心理療法についてもご紹介します。
◎10月開催:2020年10月24日(土)10:00~12:30
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今回も最後まで読んでくださりありがとうございます♪
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