思いや解釈を変えれば、見る世界が変わる、、、どうやって?

こんにちは!
まだちょっぴり寒いけど、日差しがうれしいロンドンのこの頃です。

前回の記事では、私たちは、過去の記憶や経験、思いこみや価値観などから作られた(無意識に)思いや解釈を投影して、世界を見ている、ということを書きました。

例えば道端に咲く1本の花を見た時に、「自分が見捨てられた」という思いを抑圧している人は、「かわいそう」、「一本で寂しそう」などという思いとともにその花が目に映るでしょう。反対に「結構自分一人で切り拓いてきた」と思っている人は、「一本でも凛と咲いていて綺麗」などと見るかもしれません。

どちらがいい、悪いの話をしているのではなくて、私たちは24時間、このように無意識に自分の心の状態を外の世界に投影して生きているということです。

さて、外の世界に映し出されるものによって、不満や怒りを感じたり、自分や他者に対して厳しい批判をしたり、ストレスを感じるものだとすると、苦しくなってきますので、当然、それらを変えたいと思いますよね。そして「○○がこうしてくれたら」、「もっと○○があれば」、「○○はこうあるべきだ」、と、人や環境が変わってくれるようにと苦しみや葛藤が始まります。でも、残念ながら、変えられません。なぜなら、もともと外に映し出しているのは、自分の思いや解釈を映し出しているものだからです。反対に言えば、自分の思いや解釈を変えることで、見る世界が変わります、ということです!

それじゃぁ、その思いとか解釈って何?って話ですが、これらは潜在意識の深いレベルで信じ込んでいる思いで、普段の意識では気づいていない(抑圧している)ことが多いのです(「コアビリーフ」)
6歳以前に形成される解釈は特に私たちの人生をコントロールすると言われています。
また、6歳以降についても、何かショックな出来事があった、いじめを受けた、など感情的に影響を及ぼした経験もコアビリーフを作ります。
なので、カウンセリングでは、幼い時の家庭の雰囲気はどうだったか、父親や母親をどう見ていたか、両親や周りによく言われていたことは何だったか(例:早生まれだったためにいつも周りの子と比較され、「やることが遅い」と言われていた→「自分はのろまで駄目な子なんだ」(コアビリーフ))から、感情的な出来事などがなかったなどを聞いていくことになります。

また、過去のことが思い出せない場合は、現在、外の世界に映し出されているものから、持っている思いや解釈を探ることもできます。(例:「なんでもかんでも押しつけてくる人がいつも周りに現れるんです」→「私はいつも利用される」(コアビリーフ))
自分が経験している世界(外にみている世界)が100%現実だと思っていたのが、単なる自分の潜在意識にある思いや、解釈にすぎないのだと気づくこと、また、どこからその思いが来ているのかや自分がなぜそんな風に解釈していたかの理由を探っているのがここまでのステップです。
さて、またちょっと話は戻って、その思いや解釈はなぜ苦しみや葛藤を生みだすんでしょうか?

「自分はのろまで駄目な子なんだ」あるいは、「私はいつも利用される」、「はい!終わり!!」とならないのは、そこに感情がくっついているからです。「悲しい」「寂しい」「諦め」「虚しい」などなど。記憶や経験した際に作られた思いや解釈に感情もくっついて、それらが潜在意識レベルでは現在進行中の出来事として今も私たちの人生を支配しているからです。(外の世界に苦しい映像が映し出されている)
思いや感情を解放する方法として、自分がそういう思いを持っている、そういう感情を持っている、ことを受け入れてしまうことで解放することもできます。私がパニック障害で苦しんでいた時は、「不安」=「感じてはいけないもの」という公式を自分で作りだして、湧き上がる感情を閉じ込めようとしていたものです。でも抵抗すればするほど、押し返しが強くなって、大きくなった不安に巻き込まれていたものです。「不安を感じる自分もOKだ」と感じられるようになったのはかなり時間がたってからではありましたが、そう感じたら、今まで張りつめていた糸がぷつりと切れるような、不安というエネルギーとの距離が縮まって、どうこれからお付き合いしていこうかしら、といったスタンスに変わっていきました。

また、「解放することを選択します!」と宣言すること、あるいは、解放のセラピーテクニックを使うことで解放をすることもできます。
私のセッションでは、思いや感情を解放するテクニックとして、ネガティブな記憶や思いと感情とを切り離すのに効果があるEFT(Emotional Freedom Technique)を使ったり、過去の記憶の映像、感情、コアビリーフを変え、記憶自体をポジティブなものに塗り替えることができるマトリックスリインプリンティングを使ったりします。このテクニックでは、記憶を塗り替えるだけでなく、ポジティブなイメージ、感情もどんどん刷り込んでいくことができます。

ここまでをまとめると、、、
私たちが経験し、見ている世界は、潜在意識の中にある思いや解釈から見ていること
そして自分の思いや解釈によって世界を見ていることに気がつき、それらがどこからきたのか(6歳以前、6歳以降の体験?)を探ることで、苦しい投影から楽しい投影に変化できるきっかけを得られる
思いや解釈には感情がくっついていて、ネガティブな解釈や思いであれば、ネガティブな感情がでてくるので、それが苦しみを生みだしている
思いや感情を解放するには、「受けいれる」もしくは「解放する!」と宣言(決断)する、解放のセラピーテクニックを使って解放する
意識上で自分が思い描いていること(期待、希望、理想など)と実際に経験していることがマッチしていないと、外の世界をコントロールしたくなり、そして、できないので、逆に支配されていると考えてしまいますが、無意識にある思いや解釈を変えることによって経験することも変えられる、ということは、外の世界を変えに行ったり、自分を合わせたりする必要がないということですね。

つまり、自分の中にあるものに気づき、探り、受け入れたり、解放したりすることで変化が起こせるということです。
またそれを選択できるのも自分だということをいつも忘れないでいたいなと思います。
今回も読んでくださりありがとうございました~☆


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